「夜空に見える星は、実はもう消えているかもしれない」
結論から言うと、星の光は、数年前から数千年前太陽の光は8分前です

 

お子さんには、こう問いかけてみて

「太陽の光が届くのに8分かかるんだって。ってことは、もし今太陽が消えても、あと8分間、太陽があると思って隣に座ってることになるんだよね。不思議じゃない?」

 

話すときのキーワード!

  • 宇宙は「天然のタイムマシン」 遠くを見ることは、過去を見ること。望遠鏡はタイムマシンを覗く道具なんだ。

  • 「1光年(こうねん)」は距離の単位 光が1年かけて進む距離のこと。10光年の星なら、10年前の姿が見えている。

  • 太陽は「8分前」、月は「1.3秒前」 身近な星もすべて過去。月を見て「今」だと思っているのは、実は1.3秒前の過去。

  • 宇宙の果ては「138億年前」 世界で一番高性能な望遠鏡を使うと、138億年も前の「宇宙の始まり」に近い光まで見ることができる。

今見ている光の不思議

今見えているものが全てではない。 文脈が語り継いだ「真理」です。

星を見る時に毎回思い出します。

なぜ「光の速さ」が関係するのか?

光は1秒間に地球を7周半もするほど速いですが、宇宙の距離はそれ以上に絶望的に遠いのです。 例えば、織姫星(ベガ)は約25光年先にあります。つまり今夜見ている織姫様の光は、25年前に星を出発し、ようやく今、目に届いたということになります。

「もう存在しない星」を見ている可能性

ベテルギウスのように、寿命が尽きかけている星の場合、今見ている「640年前の姿」は輝いていても、「現地(現在のベテルギウス)」ではすでに爆発して消滅している可能性は十分にあります。

なぜ爆発するのか?

星は自分の中でエネルギーを作って膨らもうとしますが、年老いるとエネルギーが切れて、自分の重さでギュッと潰れます。その跳ね返りでドカン!といくのが超新星爆発です。ベテルギウスは今、表面がブヨブヨに膨らんで温度が下がっている(だから赤い)状態なんです。

爆発しても地球が安全な理由

爆発の影響が出る範囲は、だいたい50光年〜100光年以内と言われています。ベテルギウスは640光年先。例えるなら、「1キロ先で打ち上げ花火が上がっても、熱くはないけれど綺麗に見える」のと同じ状況です。

お父さん、お母さん、お子さんのキラキラした笑顔は見れましたか?

彼氏さん、彼女さん、相方の尊敬の眼差しや、ドヤ顔は見れましたか?